経営の危機>粉飾決算のリスク、脱出方法です

【粉飾決算について�A】
粉飾決算がばれたとき銀行はどのような対応をしてくるか
お話致しましたが、すべてが刑事告訴までとは限らない様
です。

どれくらいの度合い（利益や資産勘定）で上乗せしたか？
粉飾決算で受けた融資の額

などによって、決定されるようです。

ほとんどの場合が�@の新規の融資については、受け付けない。
か�Aの一括返済止まりだそうです。
ほりえもんのケースは、額も大きいし、社会に与えた影響も
大きかったということでしょうか？

［粉飾決算の本当に怖いリスクとは］

それは、本来は、融資を受けることの出来ない企業が、粉飾
決算によって融資が可能になる。
これによって経営者は、安心してしまい、経営改善を後回し
にしてしまうこと。
つまり、粉飾決算は、「問題の先送り」をしてしまうことが
経営に致命的なダメージを与えてしまうことになることです。

この状態を続けていくと当然、借入金の拡大、融資の額は、限り
ある物です。頂点まで達してしまったらどうにもなりませんね。

会社の建て直しができるのか？できないのか？
経営者は、早く気が付かなければ手遅れになるのです。

経営者は、問題の解決策が融資の実行だと勘違いして「経営の
黒字への転換」を先送りしてしまいます。

早期の問題解決を考えた方が勝者になるのは、間違いありません。